
実際に絵手紙倶楽部にご応募下さった方へ、インタビューをさせていただきました。その方が描いた作品とともに、絵手紙が持っている力を感じさせる声を、ぜひご覧下さい。
くー子様「大切な存在なのに面と向かって言えない相手へ、是非描いてみてほしい」
松川様「描きたいままに自分の中にあるものを素直にだすと楽しくなります」
terra様「白い紙に、「気持ち」と「色」をのせたら絵手紙です♪」

くー子様


両親に手紙を書くことなんて普段ないので、書きながらものすごく涙が出てきてびっくりしました。きっと受け取ったら宝物にしてくれると思いますが、かなり恥ずかしいですね。彼氏にも書いてみました。付き合いが長すぎて最近プレゼントすらあんまり渡してなかったので喜んでくれると思います。あとはブログのお友達にもしたためました。1枚1枚に心がこもりますね。絵手紙っていいもんですね。
その後というか、描いているときのエピソードの方が濃い〜ので、 そっちを書かせていただきますね。
最初は軽い気持ちでちょっと両親に描いてみるかと思って描き始めたんです。『受け取った両親が、これを見てどんな顔するするかな〜』って想像しながら描いたんだけど、 でも、描き始めてみると、なんか思いがけず自分の心と向き合うハメになっちゃって(笑)、 描きながら、涙があふれてきて止まんなくなっちゃったんです。
両親へこれまでわざわざ口に出して言うこともなかったし、心の中でも、うすぼんやりと潜在意識で感じているだけで、改めて意識したこともなかったような自分の気持ちに焦点をあてたことで、びっくりするくらいこみ上げてきて、オンオン泣いちゃって、そのことに自分自身が一番びっくりしました(^^;
受け取った両親はすごく照れくさかったみたいです(*^-^*)初め、届いてることも全然言わなくって、同時に出してた同じ市内の彼氏からの電話で 「あ、届いたんだ!?」って知って、なのになんでうちには来てないんだろう??って不思議に思っていたら、母が夜遅くになってから、ぽつりと 「今日びっくりするものが届いたよ」って。で、多分照れだと思うんですけど、 絵手紙を描いた面を裏向けて、宛名面の方をこっちに向けた状態で、こっそり写 真立てに立てかけて飾ってあって、私がそれに気づいたら、「あのハンコがかわいいから」って。
『え〜!?そっちー!?』って心の中でツッコミ入れたんですけど、多分照れくさかったんでしょうね。(↑宛名面にハンコを押してたんです)ちなみに、父なんて一言も絵手紙には触れてないですよ(笑)
彼氏の方は残念ながら、あんまり変化もエピソードもないんですよね〜(笑)普段から、恥ずかしげもなく、好きだの、愛しのダーリンだの言いあってるので、絵手紙が届いたのを見ても 「あれ、何これ?どーしたん?」って、なんかフツーで、「いや別に。ちょっと描いてみてん(^^)」って言うと、「ふ〜ん、そうなん。ありがとう♪」って。 シンプルなもんでした(笑)
今回、絵手紙を描いてみて思ったのは、受け取った側の反応よりも、描いてる時に自分が感極まって大泣きしてしまったことが一番の驚きでした。それは、普段から声に出しては照れくさくて言えないようなことだし、照れくさくて言えない相手だからこそ、な気がしましたね。自分にとって、大切な存在なのに照れくさくて面と向かって言えない相手に、皆さんも是非一度描いてみてほしいな〜と思います。
もし、出すのが恥ずかしければ、最悪出さなくても、ただ描くだけでも描いてみると何か得られるものがあるんじゃないかな〜って気がします。そして、せっかく描いたんだし、と勇気を出して相手に送るとさらに大きな何かを得られるんじゃないかと思います。
それは、相手の反応とか相手の変化ではなくって、自分の心の中に芽生える何かだと思います。 私は泣いた後とってもすっきりしたし、それよりも、両親への感謝の気持ちを(後で両親が手にとって読むことを想像しながら)書いたときに味わったのは何とも言えない不思議な衝撃でした。あれは実際に書いてみないと感じられない言葉にして説明するのが難しい感覚 で、是非この体験を多くの方に味わってみてほしいな〜と思います。
今回は何気なく企画にただ乗っかって描いただけなんですけど、思いがけず不思議な感動を味わうことができました。 いい機会を与えてもらって本当にありがとうございました。

松川様


美術大学に通っていたので、絵はかれこれ20年前から描くのが好きでした。ただ、これまでは、「描くのが好き」というだけで、「誰かのために描く」ということはありませんでした。
実は「私をイメージして絵を描いて」と頼まれたこともあったのですが、それをしようとしたとき、頭にイメージが浮かばず、描く事ができなかったんですね。というわけで、絵手紙を描いたのは、この絵手紙倶楽部を知って応募した時が初めてでした。
この倶楽部が発足して少し経った頃、その頃、ハガキサイズの紙を頂く事があって、これはもう「絵手紙を描きなさい」っていうサインだな、と思って描きました。
絵手紙のうち一枚は、7〜8年の付き合いになる親友へ宛てたものです。他の四枚は、家族、そしてもう一人大切な人へ。普段顔を合わせているだけに、面と向かってはなかなか言いづらい「感謝の気持ち」を込めて、描きました。もちろん言葉に出して、「ありがとう」と言ってはいますが、カタチに残る、突然の贈り物としてプレゼントしたいな、と思って。
親友宅へ遊びにいったら、私の絵手紙が飾られていました!その親友は、もちろん私が絵を描くのが好きな事を知っていますが、あらためて飾った理由を聞くと、
「ちょうどいろいろ考えていて、例えるならば暗闇の中を彷徨っていたけれど、ふっと光が見えたようなきがして解決口が見つかる気がしたの。そうしたら、偶然あなたの絵手紙(光をモチーフにした絵手紙)が届いて、すごいシンクロしたのよ!それで飾ってあるのよ」
と言って、すごく喜んでくれました。はからずしも、すごくいいタイミングで届いたようです。
家族への絵手紙は、実はまだ渡していないんです。私が、家を出る時にこれまでの感謝の気持ちを伝えたいな、と思って。
絵を描く、絵手紙を描くことに対して、「私は絵が上手じゃないからだから・・・」とご自身からそれを遠ざけていらっしゃる方もおられると思います。それってすごくもったいない!
絵を描くというのは、実は自分自身と向き合って、その自我のイメージを形にするという作業のひとつだと思います。
上手とか下手ではなくって、子供達のように、描きたいままに自分の中にあるものを素直にだすと、どんどん絵を描く事が楽しくなると思います。
それによって、気づかなかった自分に気づく事ができますよ(^_^)

Y.H様

絵手紙を描いたのは、すごく久しぶりでした。一度「絵手紙」が大きなブームとなった時に、描いたことがあります。言葉は短くても、絵から心が伝わる絵手紙、良いですよね。友達からよく送られてきます。
いとこのH宛になります。
昔から仲が良かった私達兄弟といとこ達。年長のいとこMは、10年前に肝臓がんで亡くなってしまいました。とても活発で明るい中学の体育教師で、家族親戚は落胆しました。
宛先のHは現在肝臓がんで闘病中、今年に入ってHの娘(今年高校1年生になる女の子)が小脳出血で命の危険にさらされ、現在も生命維持装置につながれ意識がない状態です。
あまりにもかわいそうなHへ、「今でこそ疎遠になってしまったけれど、仲良く明るく遊んだいとこ同士だから、遠くからでも心配しているよ」。。という想いを込めて描きました。
そうすることで、心配しているのにダイレクトに電話もかけられないことがあった私自身、すっと心が楽になりました。
応募した直後に更にH家に不幸があり、とてもお花見の絵手紙を送れる状態ではなかったため、一旦絵手紙を私のもとに差し戻して頂きました。ですが、実はその後、ひょんなことから絵手紙と写真が、私の手から直接Hの手に渡りました。どきどきしていましたが、「私たちをこんなに想ってくれたことが嬉しいよ」と、とても喜んでくれまて、仏壇に飾ってくれました。
絵手紙は、手間がかかります。でも、だからこそあたたかさ、優しさが伝わります。誰かのために手間をかけるということは、すごく尊いことですし、だからこそ受け取った方が感激されるのだと想います。
上手、下手ではなく、億劫にならずに、大事な人へ、描いてみて下さい。

terra様


絵を描くのは元々好きでしたが、絵手紙を描くのは初めてでした。何をモチーフにしていいか分からなかったので、思い浮かんだイメージをそのままに描きました。
直接の知り合いではないけれど、心の支えになっている方宛てです。「いい生き方をしているな〜」と思える存在で、ふっと思い出すと「自分もがんばろう!」と心が晴れやかになります。そんな二人へ、「いつもありがとう」の気持ちを込めて、描きました。
このインタビューを受けたことが、まずは私にとっての変化でしたね(笑)
応募した後、友人へ誕生日お祝いに絵手紙を描いて送りました。モチーフは、私の故郷である鹿児島の桜島。力強い大地と、そこに吹く柔らかな風をイメージして描きました。友人からは、「ありがとう!terraさんらしくて優しい絵だね」と喜んでもらえました。
その人を思って描くこと、それは人と人が出会い関係を深めていくということに繋がると思います。
白い紙に、「気持ち」と「色」をのせたら絵手紙です♪自分なりで大丈夫!ぜひ描いてみて下さいね。